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電子工作など色々試したことの備忘録

しゅくだいやる気ペンのアプリ・インストール

はじめに

最近、「しゅくだいやる気ペン」のテレビCMが始まったのと、近くの店で割と目立つように販売されていたのをきっかけに、試しに買ってみました。

子供はだいぶ大きくなったので、自分の子供には使えませんが、大人向けの商品開発にも何か参考にできる部分がないか調べてみるためです。

この結果をブログに書くつもりはなかったのですが、アプリをインストールして使い始めるまでが、余りにも大変だったのと、ネット検索しても、その辺りの利用者の情報が出てなかったので、参考までに苦労した内容を以下にまとめます。

 

スマホ機種

次の3台でインストール作業を行いました。

  • MONO MO-01J(DOCOMO ):後で非対応機種と分かった
  • Android One 507SH(SHARP ):対応しているはずだが断念
  • AQUOS sense4 basic(SHARP):成功

 

MONO MO-01J

  1. スタートアップガイドのQRコードでサイトを開いたが、「宿題やる気ペン」のホームページが開き、アプリのダウンロードページは分からない。
  2. Playストアを直接開いて「しゅくだいやる気ペン」を検索したが出てこない。
  3. 「宿題やる気ペン」のホームページのFQA→ [対応OS・動作確認端末について] を見ると ”Android 7.0 以上に対応” とあり、非対応機種だった。

Android One 507SH

  1. そこで、やむなくこの機種変更。
  2. 無事、アプリのインストールが完了した。
  3. しかし、アプリを起動しても青い画面と音楽だけで、いくら待っても次へ進めない。
  4. 試しにスマホの電源を再起動すると、ようやくアプリの導入ガイドが表示されるようになった。
  5. 導入ガイドに従っていくと、bluetoothや位置情報は自分で設定画面開いて設定が必要だった。
  6. しかし導入ガイドの途中で、また先に進めなくなった。試しにアプリを再起動したら先に進めるようになった。
  7. 次に、アプリのアップデートが始まった。数時間待ってもアップデートが完了しない。。。もちろんネットにはwi-fiでつながっている。

AQUOS sense4 basic

  1. そこで、やむなくこの機種変更。
  2. 無事、アプリのインストールとアップデートが完了した。
  3. しかし、ペンを認識できず、「やる気パワー」をアプリに注げない。
  4. 試しに、スマホの電源を再起動したら、ペンを認識できた。
  5. 以上でアプリが使えるようになった。

 

まとめ

対応機種なのにダメな時はアプリの再起動かスマホの再起動を試す必要がある。

 

 

 

 

 

スマホで3Dホログラム

はじめに

なんとなく3Dホログラムについてネットで検索していたら、スマホで簡単にできる方法を見つけ、おもしろそうだったので、試しに自分でもやってみました。 

使用するもの

ツールを作る

下記のようなツールを作りました。スマホの上に載せ、youtubeの3Dホログラム用映像を横から見ることになります。左はスマホ用で右はタブレット用に作りました。

厚さ1mmの「硬質塩化ビニール版」を使ったのですが、厚すぎでカットしにくかったのでもっと薄い方がいいです。

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 ネット情報では、スマホ用だと底辺が1cmで上辺が6cm(スマホの横幅)でした。スマホだと見える映像が小さすぎだったので、タブレット用も作りました。サイズを次のように計算しました。(台形をひっくり返して使うので一般的な上辺と底辺は逆です)

タブレットの横幅は9cmなので上辺は9cm。

底辺と上辺は1:6を前提とし、底辺は9÷6=1.5cm。

高さはピタゴラスの定理を使い、約0.7×(9-1.5)=5.25cm。

※すっかり忘れていましたが数十年ぶりにピタゴラスの定理を使いました。。

3Dホログラム用映像

スマホまたはタブレットyoutubeで「3Dホログラム映像」で検索すると沢山ヒットします。適当に選択・再生しました。4方向の映像が再生されます。

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試して見る

作ったツールをタブレットの上に置いて横から見ると次のように空間に立体的な感じの映像が見れました。これはサンタの映像です。

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所感

映像はツールの4面にそれぞれ表示されます。4つあることに意味があるのか、3方向の映像を目隠しして見てみましたが、特に違いはなさそうです。

なので3Dというか3Dのような映像ということかと思います。

プロジェクションマッピングを試してみる

はじめに

プロジェクションマッピングがどういうものか、体感するために初歩的なことを試してみます。

 

使用するもの

・ソフト: GrandVJ 2 TX(デモ版)
・プロジェクター: APEMAN DLP プロジェクター LED小型ミニ

 使用したプロジェクターの輝度は50ルーメン。本来なら2,000~3,000ルーメンはあった方がいいようだったが、試すのにサイズ(小型)を優先して選択。

 

ソフトのインストール

「GrandVJ 2 TX」で、サイト検索してwinowsのデモをダウンロード・インストール。

起動時に選択画面が出るがデモなので「Try GrandVJ TX」を選択する。

 

プロジェクター接続

プロジェクターをパソコンに接続する。Windowsでディスプレイの[拡張]を選択する。

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サンプルの読込

下記のサンプル・ファイルを読込します。

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試してみる

サンプル映像や手持ちの写真を使って色々試してみました。

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結果

コンテンツの内容は別として、思いのほか簡単にプロジェクションマッピングができました。素人が実際にやるにはプロジェクターのコストがネックです。

 

ScratchでTelloを操縦してみる

はじめに

 ホビー用のドローンを数年前に購入しましたが、操縦が難しくてすぐに断念しました。Telloは安定飛行できそうなので購入して、まずはScratchの操縦を試してみました。

使用するもの

アプリのインストール

AndroidスマホのPlayストアで"tello"を検索してアプリインストールしました。

アプリで操縦

Telloのアプリで離陸まではできましたが、その後は無反応でした。。

仕方なく、スマホ機種を変更しても、状況は変わらず。

Telloのサポートに問合せした所、推奨機種ではないということでした。

(下記サイト参照)

https://www.ryzerobotics.com/jp/tello/downloads

推奨機種を見ると、非常に少ない。。Telloについて書いている本やサイトを色々見ましたが、推奨機種でなくてダメでしたというのがないので不思議。。

ただ、その後、いつの間にかそれなりに操縦できるようになりました。不思議なのでアプリを再インストールすると、まだダメ。。

それでも、またいつの間にかそれなりに操縦できます。色々検証しても理由は不明。。

 Scratchとの連携情報

下記サイトの「Scratch README」を開き、これを元に作業開始。

https://www.ryzerobotics.com/jp/tello/downloads

 Scratchのインストール

Scratchのオフライン用をダウンロードインストールする。

既にインストール済みだったので省略。

Node.jsのインストール

下記サイトからNode.jsをインストールする。(今回は ver 10.13.0 LTS)

https://nodejs.org/ja/

 

連携ファイルのインストール

下記サイトから連携ファイルをダウンロード・解凍。

フォルダ名を「ScratchTello」に変更してドキュメントフォルダへ移動。
https://dl-cdn.ryzerobotics.com/downloads/tello/20180910/scratch0907.7z

しかし、上記最新だと「not ok」エラー出てだめで下記の古いやつでOKだった。。
https://dl-cdn.ryzerobotics.com/downloads/tello/20180222/Scratch.zip

 起動用のショートカットを新規作成する。
 項目の場所は「C:\Program Files\nodejs\node.exe」

ショートカットのプロパティを次のように編集する。
 リンク先: "C:\Program Files\nodejs\node.exe" Tello.js
 作業フォルダ: C:\Users\tsakai\Documents\ScratchTello

連携設定

ショートカットをダブルクリックしてnodeを起動。

パソコンからTelloにwifi接続する。

クラッチを起動する。shift押しながらメニューのファイルを開く。

サブメニューの「Import experimental HTTP extension」を選択する。

ダウンロードしていたTello.s2eを選択する。

スクリプトタブ内の「その他」にTelloのブロックが表示されている。

残念ながらカメラ映像のAPIがありません。次のステップで画像などもしたかったのですが無理でした。ただ、ネットで調べると、解析してライブラリを公開されているサイトもあるようです。

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tello scratch API

実行

クラッチを実行してみたが、コマンドで「not ok」と表示されてTelloは無反応。

前述の通り、少し古いバージョンの連携ファイルだと動作できた。

各指示の間に5秒程度の待機が必ず必要だった。

 最後に

なぜか徐々に上に行ってしまい、最後には部屋の天井に張り付いてしまう。。

仕方がないので、指令毎に30cm降下する処理を追加して対応した。

 

CoderDojo 御茶ノ水に行ってきました

はじめに

CoderDojo 福岡の初心者メンターですが、東京出張に合わせて丁度スケジュールが合ったので CoderDojo 御茶ノ水 を見学させて頂きました。手書きのwelcomボードがいいですね。

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概要

日時:2018年11月17日(土)10:00 - 12:15

ニンジャ(子供)人数:5名程度

メンター(サポーター)人数:3名程度

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 場所は会社のワーキングスペースを利用されているそうで、東京でこんなに広い部屋を無料で利用できるのはうらやましいですね。 

様子

概ね、福岡と同じ。福岡の方がより積極的にニンジャに話しかける印象。

今回はスクラッチとMicrobitで色々。

本日やったことの発表はメンターさんも。内容充実。

日本のコンテストで優秀賞を獲得した女の子も特別出席していて、無料でアイルランドへ行けたとのこと!

Raspberry Pi でモバイルバッテリー利用比較

はじめに

先日のブログに書きましたが、Raspberry Pi を使って毎朝、球根のカメラ撮影画像をドロップボックスにアップする仕組みを作りました。コンセントが近くにないのでモバイルバッテリーを利用したいので、簡単なバッテリー比較しました。

 比較したバッテリー

  • cheero Canvas 3200mAh(CHE-061)
  • KEDRON モバイルバッテリー 大容量 24000mAh
  • モバイルバッテリー ソーラーチャージャー20000mAh

比較方法

雑に、夕方から開始して何日(何回)撮影できたか。

なお、撮影は1日1回。

結果

1)cheero Canvas 3200mAh  

 ⇒ たったの1日

2)KEDRON モバイルバッテリー 24000mAh

 ⇒ たったの3日

3)モバイルバッテリー ソーラーチャージャー20000mAh

 ⇒ たったの2日

 

所感

最初に購入した3200mAhが1日しかもたなかったので、24000mAhを買って1週間程度を期待したが期待の半分にも満たない。ソーラーチャージにも期待したが、期待外れ。

残念ながらコンセントを確保するしかなさそう。。

 

 

Raspberry Pi3 の導入

はじめに

数年前に購入した Raspberry Pi でカメラ撮影が上手くいきそうになかったのでRaspberry Pi 3 を新たに購入して、まずは初期設定を行う。

 

使用するもの

  • Raspberry Pi3 Model B
  • SDカード

ラズパイOSのインストール

1) 下記のSDメモリカードフォーマッターをパソコンにインストールする。

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/index.html

2) 起動してSDカードをクイックフォーマットする。

3) 下記のラズパイ・サイトを開く。

https://www.raspberrypi.org/downloads/

4) NOOBS を選択する。

https://www.raspberrypi.org/downloads/noobs/

5) NOOBS Download ZIP を選択してダウンロード・解凍する。

今回のファイルは NOOBS_v2_9_0.zip だった。

6) NOOBS_v2_9_0 フォルダ内の全ファイルをSDカードにコピーする。

7) ラズパイにSDカード、キーワード、マウス、モニタを繋いで電源ONする。

8) 画面が出たら Raspbian [RECOMMENDED] にチェックを入れる。

9) ディスプレイの一番下に出ている言語選択を日本語に変更する。

10) インストールボタンをクリックする。

11) インストール完了後初期設定画面が出るので[Next]ボタンを押す。

12) 国などは日本が選択されているのでそのまま[Next]ボタンを押す。

13) パスワードを入力して[Next]ボタンを押す。

14) wifiの接続先を選択して[Next]ボタンを押す。

15) wifiのパスワードを入力して[Next]ボタンを押す。

16) OSアップデートのため[Next]ボタンを押す。

17) [reboot]ボタンを押す。

 

日本語入力

ディスプレイ右上のキーボード・アイコンをクリックしたら
日本語入力に切り替わるが、下記の作業をした結果か曖昧。

1) 次のコマンドで日本語フォントをインストールする。

$ sudo apt-get install fonts-ipafont fonts-ipaexfont

2) 次のコマンドで日本語入力システムをインストールする。

$ sudo apt-get install fcitx-mozc

3) 次のコマンドで再起動して設定を反映する。

$ sudo reboot

IPアドレスの固定化

パソコンからVNC接続したいので、ラスパイのIPアドレスを固定化する。

1) ip a で自ip確認できる。

2) wifiアイコンを右クリック→[Wireless & Wired Network Stetting]を選択する。

3) Configure 項目でwifiの時は wlan0 を選択する。

4) Automatically... はチェック外す。

5) 次例のように設定する。

IP 192.168.1.9
Router 192.168.1.1
DNS Server 192.168.1.1

 

VNCサーバのインストール

パソコンから接続するために次の手順でラズパイにVNCサーバをインストールする。

1) 次のコマンドで ファームウェアを最新のものにアップデートする。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade

2) 次のコマンドでRealVNCをインストールする。

$ sudo apt-get install realvnc-vnc-server

3) メインメニュー→[設定]→[Raspberry Piの設定]を選択する。

4) 設定画面の[インターフェース]タブを開く→VNCを有効にする。

 

VNC Viewer のインストール

下記からダウンロードしてパソコンにVNC Viewerをインストールする。

https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/

 

所感

数年前に購入した Raspberry Pi の初期導入作業は数日かかって

大変だったが、Raspberry Pi3では非常に楽になっていたので良かった!